an unexpected happening【銀魂】
第14章 危険な男
少しだけ驚いたかと思えば、喉を鳴らしながら笑い
高杉「惚れ込む気も解らなくはねェな」
そう言うと、強引に唇を奪われ、ねっとりと口内を犯さる
口が離れ、まだ覚束ない呼吸の望美を楽しむかのような表情で
高杉「おめェを壊せば、あの鬼はどんな獣に変わるんだろうな…クク」
望美『なっ…』
反論をしようと高杉を睨むが、どうやら逆効果だったようで
高杉「てめェの中にも居そうだが、そいつァどんな獣がいんだろなァ」
そう言うと、首元を嘗め上げられ嫌でも声が漏れてしまう
望美『あっ…やっやめて!』
ようやく、反発する言葉が出る、しかしその言葉が気にくわなかったのか
高杉「ぶち壊してやりてェ」
そう発した、高杉の目は望美に恐怖を与えるのは簡単だった
過剰なストレスからか、自分の意思とは反し、カタカタと体が小刻みに震え出す
再び、口を貪るように奪われるが、このままされるがままでは
トシも私も、コイツの思うつぼだ…
そう思い、力を振り絞り
望美『辞めって』
その時
土方「オィ!ソイツから離れろ!」