an unexpected happening【銀魂】
第14章 危険な男
手首を捕まれ、壁に押し付けられた望美が、力なく顔を向け
望美『トシっ…』
此方を向いた望美の目には涙が溜まり、息も上がっていて苦しそうにしていた
その姿を見れば何かされたのは、一目瞭然だ
怒りの余り、一気に高杉に斬りかかったが
俺の刀をヒラリとかわしたと思えば、奥の塀の上に立ち
高杉「鬼の副長が惚れ込んだ女が、どんなモンか見に来ただけだったが…
俺の、玩具(おもちゃ)に良さそうだ…
いずれ、奪いにる…」
クククと、喉の奥で笑ったかと思えば
もう姿は見えなくなっていた
土方「玩具だぁ?……許さねェ」