第2章 ドッジボール
私の小学校では毎年6年生になると
団結するために
みんなで何かにチャレンジすることになっていた。
「ドッジボール大会に出よう!」
私の意見にみんなが賛成してくれた。
朝、昼休みと毎日頑張って練習した。
放課後には集まれるメンバーで練習した。
来れるメンバーはもう決まっていた。
私と樹里と遠田泰輝、そして飯田君だった…。
いつもの放課後の練習で、
この4人は仲良くなっていた。
樹里は、この時間いつも幸せそうにしていた。
飯田君とよく話してるし、順調そう。
飯田君も樹里のこと好きなんじゃ…?
そう思い始めた私は
夜、樹里にメールしてみた。
【今日も1日お疲れっ!放課後、楽しかったね☆
いきなりなんだけど、飯田君も樹里のこと好きだと思う!
そろそろアタックしてみたら??】