第2章 ドッジボール
気が付けば帰りの会が始まっていた。
「え~、金曜日なのでみなさん疲れがたまっているようです。土日で疲れをとってくださいね。さようならー」
『さようならー』
終わった~。
「樹里、帰ろ!」
「うん!」
「あ、そういえば明日何時からか言ってないよ…!
何時からにする?」
「1時でいいんじゃない?」
「じゃあ樹里言ってね!あと、場所は学校で!」
「りょうかーい。」
では私はその光景を見て楽しむとしますか。
「飯田君!明日のことなんだけど…
1時からで、場所は学校ね!」
ウケるー!
まさに恋する乙女。
「わかった。あ、泰輝も呼んどいたから。じゃあ。」
「また明日ね。」
あー面白かった。
「言ってきたーっ!!」
すぐに樹里が走ってきた。
「いやー、面白かったよ。」
「やめてー!」
樹里といると本当に笑いが絶えない。
毎日が楽しい。