第5章 王様ゲーム
える
会がおひらきになった後、及川さんの部屋に呼ばれた。
及『8時ごろ俺の部屋!みんな来るから身構えなくてもいーよ!』
キラッキラスマイルで言われてしまっては、
断りづらい。
8時丁度、及川さんの部屋にノックすると
どーぞ!という声が中から返ってきた。
及「えるおっそーい」
中に入ると及川さんの声と、
蒼の塔の何人かが集まっていた。
並べられたお菓子と、飲み物。
それから割り箸。
取り敢えず座らせられると、
及川さんが言った。
及「毎年、一年生全員とレギュラー組で行われる親睦会デス!今回は11人で、初めて女の子がいるから、たくさん遊ぼうね★」
岩泉さんに、
「ハメの外しすぎない程度にな。」
と注意をうけた。
その後いろいろ注意をうけて、
及川さんが早くやりたいと言い始めた頃に
始まった。
ドキドキしながら割り箸を引く。
3
松川さんが、俺だ。と少しびっくりした感じで言った。
松「親睦会だしな。6と4、握手。」
自分の番号ではないが、
誰と誰だろう。
あ、京谷さんと、渡さん。
親睦というか、同級生同士の握手になってしまった。
まだまだ夜は始まったばかり