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【少ハリ】原石の輝き

第21章 雨の日編 ―カケル―


『風見颯ーカケルー』



今日は、久しぶりにカケル君の部屋に来ている。
外は雨。来た時より雨足強くなってるみたい。
なんて外を見てたら、後ろからカケル君が抱きしめてきた。
「今日、家に誰もいないんだ…」
…え?えぇ?!
ど、どうしたのカケル君!
「って言うと静香ちゃんが喜ぶって、メンバーに言われたんだけど…」
動揺してたら、付け加えるカケル君。
なんだ、そうだよね…カケル君が言うような言葉じゃないよね…
「カケル君のバカ」
私は、カケル君に抱きついてキスをした。
「意味、分かってないで言ったでしょ…」
「うん…ごめん」
困ったように笑うカケル君。
「…誘い文句だよ…」
一瞬、カケル君の体が震えたのが分かった。
でも、ふいに薄く笑った?なんで…って思ったら…
「…だったら、問題ないかもね」
「え?」
今度はカケル君からキスしてきた。
…しかも、舌が…どうしちゃったの?
気付いたらベッドに押し倒されてて、カケル君の熱い吐息が耳にかかった…

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