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霧が晴れたら【ハイキュー 月島蛍】
第1章 いま、
月島side
「…ハァ、寒っ…」
今日は、山口が彼女と暮らす新居で引っ越し祝いをするからと、なぜか僕が招待された。
…山口が迎えに来るって言うから、承諾してやったのに。
なぜか僕は、真冬の寒空の下、家の前でかれこれ10分、山口を待ち続けていた。
家で待てばいい話だけど、インターホン越しと直接と、二回も例の言葉を聞くのがうざくて、家のなかで待つ気になれなかった。
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