第1章 別れの先に
その瞬間大気が変わった
俺の緊張が解けて頭が楽になった
俺)それでも必死に前を向こうとしてる人もいる!
今いない人を思うことはけっして不幸なんかじゃない‼︎
神様)ガハハハッ
俺・彼女)えっ?
神様)おぬしみたいな返し方をしたのは初めてじゃ
大気も変わり動物達や、風、雷、雨、あらゆる天候がおぬしの見方をしとる
おぬしの願い…叶えてやる
ただし生きかえすことはできぬがな
俺)じゃあまた会える許可をくれ‼︎
神様)おぬしの願い聞きいれた
俺)ありがとう…
神様)ただし一つ条件がある
俺)条件?
神様)ワシが困ったときに助けてほしいのじゃ
聞き入れてくれるかのぅ?
俺)わかりました!
いつでも呼んでください!
神様にやっとで敬語を使えた
神様)おぬしは本当に気に入った
またワシに会いにこい
ワシの名前は×××××××
ここでワシの名前を言い「会いに来た」と言えばきてやる
俺)神様に名前あったんだ
神様)当たり前じゃ生ける者すべてに名前はあるのじゃ
おぬしの名前はなんと言う?
俺)俺は浜崎なぎさ、未来の彼氏だ!
神様)そうか覚えておくぞ
さて、二人の時間を邪魔したらマズいからワシは帰るとする
彼女・俺)ありがとうございます!
二人は深々と頭を下げた
顔を上げたらもう神様はいなかった
彼女)ビックリした…無茶なことしないでよ
俺)無茶じゃないし!
俺様だから大丈夫だし!
懐かしい会話だ
俺)あっ‼︎
彼女)えっ?どうしたの?
俺)忘れてた‼︎
彼女)だからなにを?
ギュッ…
俺)未来を抱きしめること
彼女)もぅバカ…焦ったじゃん
俺)懐かしいだろ?
彼女)まぁそうだけど
あの時と同じ笑顔で笑いあった
そして月日は流れて…
俺)……ふぅ…ダメだな俺
この仕事向いてないのかな…
???)……
俺)あれ…この声!
俺はあの時みたいに走り出した
勿論そこは思い出の丘へ
彼女)遅い!また遅刻だよ!
俺)ごめんごめん
彼女)また会えたね
俺)また会えたな
彼女)愛してます
俺)愛してる
ってかこうゆうときは彼氏が最初に言うんだろ…
彼女)まぁ気にしないの
俺)お前には勝てないや
彼女)でしょ?
笑いながら抱き合ってお互いの愛を確かめるようにキスをした。