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【ハイキュー夢】私の彼氏はバレー部です

第2章 私の彼氏は大王様【及川徹】


「はぁ…………」

初めて部活をサボってしまった。

徹くんは気づいたのかな?

今ごろ休憩だろうし、ドリンクは気づいたのかな?

「あっ!!いた!!」

後ろから聞き覚えのある声。

振り向けば走ってる徹くんの姿。

「ひっ!!」

「あっ!逃げた!!」

私はとっさに走った。

もちろん走っても、徹くんには適わず

「捕まえた……はぁ……はぁ」

走って来た徹くんに後ろから抱きしめるように捕まった。

「どうして逃げんのさ」

「徹くんが追いかけて来るから」

「じゃあ、この格好は?部活、まだ終わってないでしょ?」

「今日は早退します」

「及川さんは認めませーん!!」

「帰ります。帰して下さい!!」

「ダメ!理由は!?」

無理矢理にでも離れようにも力が強くて徹くんには適わなかった。

「帰りたいから帰るの!」

正面を向かされた私は泣き顔を見られたくないので腕で隠せばその腕を徹くんが掴んだ。

「美咲…泣いた?」

「泣いてない」

「じゃあなんで…そんな顔すんのさ」

腕が開けば徹くんが心配そうに私を見ていた。

「もしかして、誰かにイジメられた?何言われたの!?」

「違う…何も無い」

「じゃあどうしたの?オレにも言えないこと?」

とりあえず、部室に行こう…と、徹くんに手を引かれ再び部室にやってきた。











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