【禁恋・裏】My♥Brother!! ‐玉森裕太‐
第2章 My♥Brother!!
__渋々幼稚園バスに乗った裕太。
『おはよぉ、たま♪』
『あ゜?るっせぇみやた!』←チビ宮田には人一倍当たりが強い。
毎朝百合と離れるのが嫌で......
『うわぁぁんっ!みつぅ、たまが...たまがぁ.....(泣)』
よく宮田って子に当たってた。
『よしよし泣くなみやた......たま、朝から不機嫌だけどどうしたの?』
『ふんっ!チビには関係ないもん!』←
『チビゆうなぁぁ!(大泣)』←チビと言われるとすぐ泣くチビミツさん。
『朝っぱらから前うっさい(睨)』←朝から不機嫌なチビガヤさん......。
『『『がや怖い......(汗)』』』
俺の通ってた幼稚園て、今思えば濃い面々だったよなぁ......(苦笑)
それから家に帰ればまっすぐ百合の元に行った。
『百合~!起きてる?』
『きゃっきゃっ♪』
『あ、起きてる!』
『裕太ー、ちゃんと手を洗ってから遊びなさいよ?』
『はーい......』
そんな毎日が続いて、百合も幼稚園生になった。
同じ幼稚園だったから行きは一緒だけど帰りは別々。
俺が小学生になってからは下校時間が遅くなったからちょっと寂しかった。
でも俺が大きくなれば百合も大きくなるわけで、いつしか百合も小学生。
下校時間が異なるとはいえ毎日が楽しかった。
小学生までの時は普通に妹として百合が好きだった。
ちょっと意識し始めたのは俺が中学2年生、百合が小学5年生の時だった。
『お兄ちゃーん!お風呂入ろぉ?』
『いいよー!』
俺らはなんの違和感もなくよく一緒にお風呂に入っていた。
この日もいつもどおり二人でお風呂に入る。