【禁恋・裏】My♥Brother!! ‐玉森裕太‐
第2章 My♥Brother!!
『じゃあ......百合!』
パッと浮かんだ名前が"百合"だった。
『百合......いい名前だわ(微笑)』
こうして百合の名前は俺の命名により百合となった。
__それから数日が経って母さんが退院、
百合が改めて我が家の新しい家族として加わった。
『ふぇ、ぇぇ....(泣)』
『百合、お腹がすいたの?ちょっと待ってて!今ミルク作ってくる!』
裕太は急いでキッチンに行き、
粉ミルクにお湯をつけたしまだ小さな両手で小瓶を精一杯振る。
『裕太すっかり百合にべったりね(苦笑)
もうすぐ幼稚園に行く時間よ?』
『ミルクあげてから!』
『はいはい(苦笑)』
__数分後
『ほら百合!ミルクできたよ♪』
『うぅぅ♪』
ミルクを貰いすっかりご機嫌な百合。
『裕太ー、ミルク飲ませたあとはちゃんとゲップさせるのよ?』
『はーいっ!』
『......ゲプッ』
百合を抱っこし背中をさすってゲップをさせ、布団に寝かせた。
『スゥ...スゥ......zzz…』
『寝ちゃった......』
『赤ちゃんは泣いて飲んで寝るのが仕事だからね(笑)
_プップー......ほら、バスが来ちゃったわ!急いで用意なさい!』
さえ子は急いで裕太にカバンを背負わせ玄関まで早歩き。
ムスッ
『......もっと一緒にいたい。』
百合と引き離されちょっと不機嫌な裕太。
『帰ってきたら、また遊べばいいでしょ?
今百合はおねんね中なんだから(苦笑)』
(この子絶対シスコンだわ......)←
『むぅぅ......』