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果てしなく長い旅

第2章 目覚まし係*ロー*





ワイワイ

ガヤガヤ

今日も朝から騒がしいハートの海賊団。

私はその一味の。








今はみんな起きてきてそれぞれの仕事中。



え?私の仕事?

見張り?ちがうちがう。掃除?あー、それはまたいつかね。コック?私料理苦手。戦闘員?そんなことか弱いか弱い私ができるわk「どこにそんなか弱い女がいるのかな?」

「げっ!」

「げっ、てなんだげっ、って。」


今このか弱き私に「誰がだって?」……うおっほん。私に話かけてきたのはペンギンさん。いつも面倒みてくれていい人……のはずなんだけど、こうたまにちょっかいをだしてくる。


「ったく、誰にしゃべってるか知らねーがおら、仕事だぞ。」


「う。もうそんな時間なんですか?」


うぅ、とうなだれている私を構わずペンギンさんは行ってこい、と背中をおした。



あしどりは重くため息を漏らしながら私はある場所に向かって船内を歩いている。するとすれ違うみんなから、お!仕事の時間か?とか、生きて帰ってこいよ!と声をかけられる。


みんな人事だと思って!


そう思っているうちに目的地に到着した。
その扉には





船長室





と書かれている。



そう
私の仕事は


船長を起こすことだ。

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