第2章 つまらなく最悪な事態
「はぁ………………。」
体重〜い。
っていうか疲れた〜。
やっと部活が終わり
自分の部屋でくつろいでいる最中だ。
そして転がりながら頭の中でリピートされる。
『志織ちゃんばっか出すなっつーの!』
あの試合の後
先輩たちは先生のもとへとい、ってなにか話していた。
多分あの二人についてだろうよ。
…ったく先輩たちの心があんなに腐ってたなんて思わなかったわ。
努力もまともにしようとしない。
バスケに関心もない。
ただ運動がしたいから入っただけなのに。
私とは全くの真逆で入った二人。
そんな人たちを出したいなんて
先輩たちもどうにかしてるわ。
…全くひどい話だわ。
でも先輩たちとはあと3ヶ月ちょいしかしない。
我慢すればいい。
自分なら耐えられる!
「おはようございます!」
先輩たち「………おはよー。」
あれから先輩たちがの態度が変わった。
私とはあまり話さなくなった。
っというか無視されるようになった。
もちろん話せれるときは話される。
……けど
明らかにあれ以来からあの二人と話すようになった。
先輩たちから話しかけることが多くなった。
もちろん私ははぶかれる。
それてあまりあの二人に注意もしなくなった。
失敗してもあの二人には何も言わない。
たまにするのに。
私は失敗やミスは少ないからあまり言われないけど。
前より部活に行きたくなくなった。
好きだったバスケも好きではなくなった。
私は
バスケがうまかったせいで先輩たちから嫌われた。
私は深く悲しんだ。