第4章 ごめんなさい、黒尾さん〜月島side〜
「…研磨?」
黒尾さんがシャワーから戻ってきた。
「研磨、ツッキーにシャワー借りておいで。」
まだ半泣き状態の孤爪くんはよろよろした足取りでシャワールームへ行った。
黒尾さんが向き直る。
「ツッキー、顔あげて。」
あげれなかった。
僕は黒尾さんの幼馴染を傷つけたから。
合わせる顔がないんだ。
グイッ…
黒尾さんの指が顎に触っていて、顔を持ち上げていた。
そのまま黒尾さんの顔をが近づく。
「く、くろ…。」
問答無用で唇を塞がれた。
「研磨とどんな話したの?」
黒尾さんは僕を腕の中に閉じ込めて、静かな声で聞く。
黒尾さんはずるい。
黒尾さんに聞かれると全部話したくなっちゃう。