第4章 ごめんなさい、黒尾さん〜月島side〜
「と、とにかく!黒尾さん!体冷えちゃってるんでシャワー浴びてきてください!」
黒尾さんを引き剥がすようにして、シャワールームへ押し込んだ。
…孤爪くんと2人か。
とにかく気まずすぎるデショ。
「あのさ…ほんとに…ほんとにクロと付き合ってるの?」
突然、孤爪くんが聞いてきた。
「…はい。」
否定はできない。
だって、ほんとのことだし…
「何で…?何で月島くんなの?俺の方がずーっとクロといた。クロのことなら誰にも負けないくらいよく知ってる。なのに…」
え…孤爪くんも黒尾さんのことが好きなの?
でも、黒尾さんは音駒に彼女が…
こういうとき、何て言ったらいいか分からない。
とにかく混乱は広がるばかりだった。
そのまま沈黙が流れた。
孤爪くんは泣き始めてしまった。