第4章 ごめんなさい、黒尾さん〜月島side〜
ピンポーン
時刻はもう21:30だ。
こんな時間に尋ねてくるって…
どういう思考してるんだろう?
インターホンを覗いた瞬間、前言撤回だ。
1番会いたかった黒尾さんがいる。
何で…?あんなにひどいことしたのに。
とにかく、東北の冬は寒いから、黒尾さんをいつまでも外に放って答えない訳にはいかない。
ひとまず、部屋に招き入れる。
黒尾さんは部屋に入るや否や、僕を抱きしめた。
「ツッキー…」
涙が混ざったような声で何度も何度も僕を呼んだ。
そこに突っ込んで来たのが、黒尾さんが連れてきた男の子…
孤爪研磨くん…
前に、ずっと前に1度、彼には宣戦布告された。
クロは渡さないよ?って…
まさか、こんな形で再会するとは思ってもなかった。