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【テニプリ】闇菊【R18】

第45章 【カミドメ】




そりゃ、コレだけ英二くんとシテいれば、もうだいぶ見慣れたソレだけど、自分から触れたり、それ以上のことをしたりすることはなくて、いつもするのは英二くんにお願いされた時だけで……


それをいったら、今だって「私に抱かれる」っていう英二くんのお願いのもとでだから、純粋に自分からって訳じゃないんだけど、それでも直接、シテ?ってお願いされたじゃなくて……


だけど、やっぱり触ったりしたほうがいいよね……?


恐る恐るその英二くん自身に触れると、ソレがまたビクンと跳ねて、その熱さと硬さにドキドキしてしまう。
そっと握りしめて動かすと、先から透明な液体が溢れてきたから、かがみこんで舌でぺろっと舐めとった。


舌と手で何度か刺激を与えると、少し躊躇ってから思い切って口に含む。
はっ……って英二くんが小さく声を上げたから、チラッと彼に視線を向けると、英二くんは目を閉じて眉間にしわを寄せていて、その様子にドキッと胸が高鳴った。


少し強く吸いつきながら動かすと、英二くんの手が私の後頭部に添えられて、それからその呼吸がだんだん荒くなっていくのに気がついて……
英二くん、キモチイイって思ってくれているのかな……?そう思ったら凄く嬉しくなった。


実は口での行為は本当はあまり好きではなくて、いつも出来ることならしたくないと思っていて……
やっぱり恥ずかしいし、口いっぱいに含むと苦しいし、喉の奥まで刺激されるとウッってなるし……


それに最初の頃に怒られて怯えながらやらされたり、強引に飲まされたのが嫌な思い出になっていて……


それをいったら、行為そのものが最初は縛られて無理矢理だったし、その後は動画とられて脅されながらだったんだけど、口での行為の嫌悪感はいつまでも消えなくて……


だからずっと嫌だなって思いながらしてたけど、こうして今、眉間のしわを深くして荒い吐息をもらす英二くんを見ていたら、そんな嫌悪感はどこかに消えていて……
もっと感じてほしい、もっとキモチヨクなってほしい、そう思いながら手と口での刺激を繰り返した。

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