第45章 【カミドメ】
舌を必死に絡めてキスをした後はもう夢中で……
恥ずかしくてどうしたらいいかわからないんだけれど、でもわからないなりに必死で……
膝立ちになって英二くんの後頭部をギュッと抱きして、その髪にキスをして、それから頬を両手で包み込んで、瞼、額、頬と順番に唇を移動させていく。
英二くんが私にしてくれるときのように、Tシャツの裾から手を滑り込ませて指を這わせると、それからゆっくりと捲り上げて胸の突起を舌で刺激してみる。
チラッと英二くんの様子を伺うと、少しくすぐったそうな顔をしていて、男の人は気持ちよくないのかな……?なんて戸惑いながらも、少し硬くなったその突起を舌の上でまた転がした。
昨日私がつけたしるしが目に留まり、大丈夫だよね……?そうドキドキしながらその横に新しいのをつけると、英二くんの手が私の髪を撫でる。
そっと顔を上げると、英二くんは優しい目で私の事を見つめていた。
英二くん……大好き……、身体を伸ばして英二くんにキスして、そのTシャツを脱がせると、ちょっと戸惑って自分のトップスとスカートを脱いで軽く畳み、下着だけの姿になる。
そんな私を英二くんはジッと見てるから、恥ずかしくて慌てて目を伏せると、そのまま彼の背中に腕を回して、その筋肉質な身体を抱き寄せた。
次は……そう英二くんのハーフパンツに視線を向けるんたけど、服の上からでも既にしっかりとその中の存在を確認できて……
英二くん、これ以上はやっぱり無理だよ……!
どうしても英二くんのハーフパンツには手を伸ばせなくて、必死に首を横に振って彼の顔を見上げるも、どったの?なんて言って英二くんは私の視線の意味に気がつかない振りをする。
もう、昨日の夜は下のパジャマは許してくれたのに……
ふーっとまた大きくため息をつくと、ベルトに手を掛けてそれを外し、躊躇いながらハーフパンツと下着を一緒に脱がす。
すると英二くん自身が顔を出して、ビクンと大きく跳ねでるから、私の心臓もドキンと大きく跳ねた。