第7章 【ネコニマタタビ】
「やぁぁ……っあ、はあっ……な、なんか……へん……!」
今までにない快感がドンドンと波のように押し寄せる。
どうして良いかわからずに、ただただ首を横に振る。
上手く息が吸えなくて、身体が硬直してしまう。
「あ、あぁっあぁぁぁぁっ!」
そして訪ずれた信じられない衝撃に、目の前が真っ白になり、身体がビクビクと反り返りながら痙攣し、それからフワッとマットの上に落ちた。
ハァハァと荒い息で一生懸命、酸素を吸い込む。
何が起こったのか分からずにただボーッと倉庫の天井を眺める。
身体に力が入らず、けだるさが襲う。
するとカチャカチャと金属音がして、慌ててその音の方を見ると、菊丸くんがベルトを外し、いきり立った彼自身を取り出すのが見えた。
「い、いやぁ!!」
慌てて彼から視線をそらす。
チラッと見えたソレは信じられない大きさで、その恐怖にさっきの絶頂の余韻から一気に引き戻される。
「いやってことないじゃん?自分だけずりーって」
そう言って彼はニヤリと笑うと、器用に口でゴムの袋を開けて、慣れた手つきでそれを装着する。
そして彼は脈打つ自身を、まだ痙攣したてで治まらない私の秘部にグッと押し当てる。
ちょっと触れただけでその硬さと熱さに身体がビクン跳ねる。
「初めてだから優しくしてやろーかと思ったけどさ、やっぱオレ、もー限界。悪いけど時間もないし一気に行くよん?」
そう言って彼はグッと力を込めると、私の中を一気に突き上げた。