第7章 【ネコニマタタビ】
「小宮山もあの後、興奮した?」
「そっ……んなこと!!……あっ……な、ぃいっ!」
「オレはずっと考えてたけどね?こうやって小宮山とイイコトしたいってさ」
わざわざ同じ委員会に立候補までしちゃったじゃん、そう言って菊丸くんは私の入り口に指を沈め始めた。
初めてそこに入った異物に身体が驚きビクンと跳ねる。
くうっと痛みで顔がゆがみ、息を止めてそれに耐える。
「やっぱ狭いね、そういやオレ、処女って初めて」
しっかり慣らさないとね、そう言って彼はゆっくりと私の中で指を動かし始める。
「んーっ!んーっ!んーっ!!」
私の中で動き回るその違和感にギュッと目を閉じて身体を捩らせると、待ってなって、すーぐ見っけてやるからさ、そう言って彼がニヤリと笑う。
「ハァッ……見つ、ける……?」
「そ、小宮山のイイトコ」
そう言った彼の指が私の中を探るように動き回る。
場所を変え、強弱を変え、私の反応を確かめるように動かされるそれは、気がつくと2本に増やされていた。
バラバラに動かされたり、引っ掻くように動かされたり……
彼の指に私の中を掻き回されているうちに、ある所を刺激されて、私は思わず、あぁ!!っと一際大きい声を上げる。
「みーっけ♪」
そう言って菊丸くんはニヤリと笑うと、今度はそこだけを執拗に攻め立てた。
出し入れされながらそこを何度も強く攻め込まれ、前の敏感な突起も同時にぐりぐりと刺激され、その快感に身体がおかしくなりそうになる。
「あぁん……いゃぁ!……ひゃあっ、ああっん!」
その快感に耐えきれず、私の口からは信られないような甘い声が溢れだしていた。