第15章 【アマクテニガイ】
英二くんの手が私の秘部へとのびて、待ち望んだ強い刺激に身体が跳ねる。
あんっと大きな声がでてしまい、慌てて口を閉じると、いーじゃん、そう彼が囁く。
学校じゃないんだからさ、イイコエ、我慢しなくていーかんね?、そう彼が耳元で囁くから、ゾクゾクしてキュンキュンして、もう身も心も溶けてしまうんじゃないかな?って思って、口から甘いため息が漏れる。
「バスタオル、ある?」
んー……っと考えながら、なぜかそう言う英二くんに、とろんとした意識のままクローゼットを指さすと、彼はサッと探し出して私の腰の下にそれを滑り込ませる。
不思議に思って見上げると、マットまで染みそうだからさ、そう言って彼は嬉しそうに笑った。
「なーんか今日、いつもよりスゲーじゃん?」
そう言って英二くんは、また恥ずかしくて赤くなる私の秘部に顔を埋めて、ジュッと優しく吸い上げる。
指を沈めて潤わせると、敏感な突起を刺激して、身悶えする私を満足そうに眺めた。
「甘いよ、舐める?」
そう言って彼がたっぷり愛液をつけた指を私の目の前に差し出す。
疑問系だけどこれは命令……ちょっと躊躇ってから口を開けると、口内に英二くんの指がねじ込まれ、独特の匂いと味に顔をしかめる。
変な味、そう涙目になる私を楽しそうに見下ろしながら、こーんなに美味しいのに?、そう言って英二くんはその指をペロッと舐めてニヤリと笑った。
そんな彼の行動に、心臓が破裂するかと思うくらいドキドキする。
どんなに英二くんにイジワルされても、こんなにドキドキしちゃうんだから、私ってちょっとおかしいのかも……?
それでも英二くんが喜んでくれるなら、別におかしくてもいいや、そう思って彼に身をゆだねた。