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第7章 列車が恋を運んできた :葉月渚 甘




―間もなく列車が参ります。危ないですから………―


「あ、電車来るみたいだね!なっちゃんと話してたらあっという間だったよぉ、凄いねっ!」


確かに、あっという間だった…あっという間すぎてなんだか…寂しいな。


「あ、そうだ!なっちゃん今日転校してきたばっかだからまだ部活決めてないよね!?」

『え?あ、うん』

「じゃあさ、じゃあさ、どう!?水泳部!」

『水泳…部?』

「うん!今なら入部特典でこのハルちゃん特製イワトビちゃんマスコットがついてくるよ!」

『ハルちゃん…?イワトビちゃん…?、え?』

「ぁあ、そっか知らないよね。まぁその説明はおいおいとして、どう!?水泳部!」


正直なんか胡散臭いけど…
渚くんと一緒なら…////


『水泳…やったこと無いからよくわからないけど、それでもいいなら…///』

「ホントに!?ありがとう!じゃあ明日皆紹介するね!これで毎日一緒に帰れるねっなっちゃん♪」


/////////
井上なつみ、とても不純な動機の元、岩鳶水泳マネージャーとして入部させていただきます!!!


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