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第7章 列車が恋を運んできた :葉月渚 甘




転校初日。
まぁ、特にこれと言って感想はありません。

強いてゆうなら…普通に楽しくやっていけそう…ですね。


私は電車通のため駅に今います。
えっと…電車電車…あぁ、行っちゃったか…ま、次で良いやすぐ来るでしょ。
次は………

『18:54!?は!?今17:30だから…え?電車…』

「ないよ?ここの路線は基本1時間に1本だからねー」

『!?…葉月くん』

「ああ!覚えててくれたんだぁ嬉しいな~」


同じクラスになった葉月渚くん。
うん。覚えてるよ。
2つ前の席で授業中何かと左右に揺れてるから黒板の字が読めなくて困ったからね!

「不便だよねー、朝と夕方はもう少し本数増やしてほしいよ。僕さっきの電車乗るために走ったんだよ!?」

『確かに1時間に1本は少ないよね…』

「東京はすぐ来るんでしょ?いいよねぇ時刻表要らないじゃん!!」


何に興奮してるのか…葉月くんは力説しながら東京から越してきた私にキラキラの眼差しを向けてくる。
まぁ、確かに…


『あまり必要ないかもねー』

「駅の待ち時間ホント退屈なんだよー。あ、でもでも今日はなっちゃんが居たから嬉しいな!!」

ドキッ


か、可愛い…////
今の笑顔可愛い!!
それにセリフ…不覚にもときめいて…


『なっちゃん?』

「うん!なつみちゃんだからなっちゃん!改めまして葉月渚です。渚でいいよっ。苗字で呼ばれなれてないし ニコッ」

『ぅ、うん/////よろしく、渚くん』

「んー、くんも要らないんだけど…ま、いっか!」

それから私たちは電車が来るまでの時間をずーっと話し続けた。

渚くんと距離が近づいた気がする。

なんか…嬉しいな/////
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