• テキストサイズ

絆-キズナ- ポケモン夢小説

第10章 揺らぐ心






「ちょっと待って!」


「?私動いてませんよ?」


「そういう意味じゃなくて!失礼だけどキミ何歳!?」


「?16歳ですけど…?」


「ボクとあまり変わらないじゃないか!その歳で結婚って…!!」


なんだかお一人で慌ただしくなっています…
よくわからなくて私の頭の中クエスチョンマークだらけです←


「あの…取り乱してる所申し訳ないのですが…私はNとはぐれてしまったので先を行きたいのです」

私の言葉にハッとした顔になりました


「あ…ごめん。まだ話は終わってない」


…一体なんでしょうか?




「なんでそんなに人とポケモンを引き離したいんだ?」


「なんでって…人と一緒にいるポケモンは自由を奪われて可哀相だからです」


あの家で何匹ものポケモン達の悲しい声を聞いたことか…


「それはキミ達が勝手に決めつけてるだけじゃないか。人と一緒にいたポケモンはお互い強くなれる」


「貴方には声が聞こえないからわからないのです。それに…強くなってどうするんですか?」


「どうって…」


口ごもるチェレン
やっぱりこの人も周りの人間と同じ…


「強くなるなんてトレーナーの自己満足です。貴方のポケモン、可哀相ですね」


「勝手に可哀相とか決めつけないでよ」


決めつけなんていません

これが、正しい答え


/ 242ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp