• テキストサイズ

絆-キズナ- ポケモン夢小説

第8章 兄と妹





この世にたった二つしかない両親の形見


このペンダントだけはずっと持っていたい


『また、あえるよ』


『うん…』

父の赤色のペンダントをオレが、母の水色のペンダントをツグミが持った




‐そしてオレ達は離れ離れになった‐








引き取られてからシンオウ地方に移り住んだオレは勉強ばっかりの毎日

愛されることなどなく
傷が沢山あり、血まみれのポケモン達をずっと見ていて嫌だった


結局こいつらはオレを「自分の病院を継ぐための道具」としか見ていなかった



耐え切れなくなったオレは家を飛び出した


船に乗って着いたのがこのイッシュ地方


その後 どう歩き続けたか覚えてない。
あの家に戻りたくなくて無我夢中だった





その時だった
プラズマ団に出会ったのは


団員1「お前のポケモンも奪って………ツグミ様!?」

「!!」

…ツグミ様…だと?

団員2「馬鹿!確かに似てるけどコイツ男だろ!…ほら!ポケモンをよこせ!」


「オレはポケモンを持ってない。てかお前達何物だ?ツグミって誰だ?」


オレと同じ顔で…ツグミって名前は…



/ 242ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp