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絆-キズナ- ポケモン夢小説

第28章 兄への想い、妹の願い




それからしばらくして…


「落ち着いた?」


「はい…」


病室には私とNだけ…


「ツグミ…悪いけどボクは…レインが憎いよ」


「……」


「キミとポケモン達を利用したんだ。それが許せない」


私の手を握るNの握力が強まる…


「今度彼がキミに危害を加えたら容赦しない」


「N…私はもう一度お兄様に会いたいです」


「!?」


「お兄様に…解ってほしいです。ポケモンは利用する生き物ではない…人もポケモンも…痛みを与えてはいけないって」


大切な兄妹だからこそ伝えたい
誰かを傷つけるようなことをしては駄目だって


「ツグミ…」


「今日はもう休んでください…まともに寝てないとヘレナ達が言ってました。」


「でも…」


「私は大丈夫です。だからN…寝て疲れを取ってください…お願い…」


疲れきったNの顔を見るのが辛い…




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