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絆-キズナ- ポケモン夢小説

第22章 氷の世界






~レインside~


「ツグミ様」


「あ…アブソルのダークトリニティさん!」



「(コイツなんで見分けられるんだ?)」



ツグミと話していたらダークトリニティの一人が現れた
…相変わらず気配なく現れるよな



「お久しぶりです!ダークトリニティさんもこちら側を選んだんですね」



「我々はいつでもゲーチス様に慕います」


当たり前のように答えるダーク
こいつらは昔ゲーチスに命を救われて以来、忠誠を誓っているらしい


ゲーチスを慕う気持ちは思ってた以上に強い…オレには理解できないけど


「ゲーチス様がお呼びです。レイン…お前もだ」


「…わかりました」「わかった」


ツグミの返事は不安がこもっていた
心を操られてもゲーチスは苦手みたいだな…


オレ達はゲーチスがいる部屋に向かった









それにしてもゲーチス…ツグミのこと憎んでるのによく会いたいと思ったな(なんでオレまで呼ばれたのか察しがつく)


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ゲーチスのいる部屋はモニタールームになっている


「ゲーチス…」


ツグミが不安そうに呼んだ


「久しぶりですねツグミ… 少し大人になったみたいですね」


「………」


ゲーチスはニヤリと笑いながらツグミに近づいた


「貴女はNが憎いですか?そしてワタクシ達に手を貸してくれますか?」


…!
なるほどな…


「はい。私は人生を滅茶苦茶にしたNを憎みます。彼に復讐する為にここに来ました…その為にはポケモンの力を使うべきだと思います」


即答でキッパリ答えるツグミ
すっごくいい気味だ!


早く来いよN…
愛しい女が豹変した姿に苦しめ!


「フフフ…そうですか!レインの言う通りもう裏切った時のツグミはいないですね!」

満足そうに答えるゲーチス
オレが本当にブーピッグを使って心を奪ったか自分の目で確認したかったみたいだな


「オレは嘘をつきませんよ。ゲーチス様」


「よろしい!では今からソウリュウシティにキュレムの氷を放ちます!」


「了解しました…行こうツグミ」

「はい」


オレ達はゲーチスの部屋を後にした





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