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絆-キズナ- ポケモン夢小説

第19章 奪われた心






‐夜‐


「ツグミ…」


「…………」


ユリアさんからお兄様の過去を聞いてからずっと心が暗いまま…


心配そうに見つめるNの顔も、今は見れない…


気分を変えようとポケモンセンターからトバリシティの名物、隕石の近くまで来たのですが…


「レインに会いたい?」


「は…はい…」


そう言うとNは私の手を握りました


「イッシュに戻ろうか?」


「N…」


確かにお兄様に会いたい…


でも…


なんと言葉を掛けていいか…




「イッシュに戻る必要はない」


「「!?」」


こ…この声は…!!



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