第3章 出会い
「私は…幼い頃から人間に傷つけられたポケモン達を見て暮らしていました…ですのでポケモンの自由を奪ってあれこれ命令している人間…ポケモントレーナーが嫌いです」
「そうか…キミも同じ考えを持っているのか…」
「??」
Nさんがさっきから言ってることが解りません…
なんだか…嬉しそうな顔をしていますが…
「さて…雨も止んだし、そろそろ行くよ。タオルありがとう」
「あ…はい」
雨…通り雨だったみたいですね
玄関まで見送ると、彼はドアに手を掛けた瞬間振り返りました
「また来るからよろしくね…ツグミ」
「!」
彼はそう言って出て行きました