第6章 rouge
「今日誰もいないから気楽にしてて。」
マジかよ。
ヤバいじゃん俺。
あんなこと言われたら普通ならこうなるよな?
ベッドの上で窓を見つめてる聖奈。
俺も聖奈の隣に行って窓を覗くと中島が家に入って行く姿。
「聖奈?気になる?」
抱きしめながら言うと
首を横にふって
抱きついてきた
あーも。可愛いな
「いつも窓開けといてんの?」
「すぐ熱籠るから」
「そっか。」
少し身体を話して見つめ合う。
無償にキスしたい。
少し首を傾けて顔を近づけて行く。
重なる唇
俺の服を掴む聖奈
そんな仕草にもドキドキする
唇を離すと
「ふーま、もっとして」
甘えた声で言う聖奈
再びキスをする
手で頭を固定して深くしていく
「ファッ……ン…ふ…ま好き」
必死に息継ぎをして
好きって言ってくれる。
俺も君をこのまま離したくない
ちゅっ
リップ音を立てて唇を離す
「ふーま、もっとちゅーして」
何を言うこの子は全く。
どんどん俺の理性を崩していく。
「止まんなくなるからダメ」
まだダメだって
わかってても君に触れたい
「止まんなくてもいいよ。あたしをふーまでいっぱいにして」
「もう、ばかやろっ。優しく出来ねーかんな」
真剣な顔で言うもんだから
俺の理性はぶっ飛んだ。
君をベッドに押し倒す。