第5章 大好きな君へ
中島たちと別れて手を繋いだまま歩く
「聖奈?」
無言の聖奈に話掛けると
「風磨カラオケ行こーか。」
と笑顔向けてきたから
「そーだな。」
自然と頬が緩む。
カラオケ屋に来て
二人で部屋に入る
「聖奈何歌うー?」
「どーしよかな。風磨なんか歌ってよ!」
って本場の歌聴きたい!なんて言うから
自分のソロ曲rougeを入れた
「Please don't don't say good-bye…」
「さすが、本人!」
なんて笑ってる聖奈。
良かった。笑顔になって。
俺の曲が終わって入っていた曲はセクサマで
「一緒に歌おー!」
って俺にマイクを持たせる。
「あたし風磨のパート歌うー!」
なんて言ってる。
しかも、本人映像だから恥ずかしいし。
『Hallo Hallo and MerryChristmas 今がいいチャンス一年中の愛を込めて告白するよ beautiful night♪』
♪
カラオケでパート分けで歌うとか始めてだし笑
「君だけを見てた Long time 誰か恋してても~♪真夏の海舞い落ち溶ける ホワイトスノー 不思議さ~」
他のパート始めて歌ったかも←
「ためらう僕に勇気を胸いっぱいください~」
映像の俺の真似をして真剣に歌う聖奈
見てて面白い
サビのダンス完璧だし笑
「Summer time♪ 」
『雪がキスした僕の心のSexySexyZone』
『HalloHallo and MerryChristmas 今がいいチャンス一年中の愛を込めて告白するよ』
『Hallohallo 君も同じ波をつかまえて滑り落ちて笑い会おうよシャーベットみたいなbeautiful night』
カラオケでこんな風に踊ったの初めてだわ笑
もー楽しすぎるっ
「あつーッ」
エアコンを入れる。
「ふーまー」
ぎゅーと抱きついてくる聖奈。
「暑い暑い暑いって言ってるのになんでくっつくの!」
なんて言って頭を撫でたらぎゅーって効果音がつきそうなくらい力を込める聖奈。
「ふーま。すき。」
その言葉に固まる俺。
「せな?」