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Teleportatin
第5章 大好きな君へ
嬉しい気持ちと複雑な気持ちが混ざる
聖奈が中島を忘れてないのは明らかだから。
でも、俺に心が向いてきてるのもなんとなくわかってる
俺が出した答えは……
「俺もせなのこと好き。ずっと好きだった。俺と付き合ってよ」
聖奈の瞳を真っ直ぐ見詰める
聖奈が頷いて笑う。
「ばーか。」
ぎゅーと抱き締め返すと
「ふーま。あたし…」
わかってる
俺と中島で揺れてることなんて。
だけどいいんだ。
「わかってるよ。俺が忘れさせてやる。」
俺がいっぱい愛して忘れさせてやる
聖奈を支えるから。
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