第3章 突然の別れ
健人からのただ一言のメールを見て
家を出る。
あたしたちの日課だった散歩
あたしたちが付き合った公園
「コンサートどうだった?」
って聞かれて
「楽しかったよ」
と答えると健人は何かを考えてる
でも、あたしの心は限界があって
何ヵ月も会えない日々
連絡取れない日々
熱愛を否定しないあなた
どれもが、あたしの心を打ち砕く。
仕事してるときのあなたはあたしの知らない健人で
ジャニーズ辞めてあたしの側にいてよ
なんて言葉が頭に浮かんできて
ダメだこのままだと健人に言っちゃいそうで
困らせちゃうから
あたしは健人といない方がいいんだ。
あたしが出した答えは
「ねぇ、健人……」