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距離感がおかしい
第10章 求めるもの
「もう知らない!僕寝るから。」
「何怒ってるんですか」
私に背を向けると同時に布団を巻き取られてしまった。
白澤さんってこんな初心だったのか。
物足りないといえば物足りない気もするけど、気持ちは満たされていた。
いつかちゃんと、私から彼を誘ってみよう。
流れとかノリもいいけど、まっすぐ向けられるその気持ちには、正面から向き合っていきたいと思うから。
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