第2章 2人目
その頃、赤ずきんちゃんはお婆ちゃんの家に着きました
すると、お婆ちゃんは暖かく迎えてくれました
色々な話をしていると銃弾の音が聞こえました
「おや……何かしら」
お婆ちゃんが近づこうとすると
ドアをぶち破る音がしました
その正体は狼でした
『狼!?何でここに……』
「お前らを食べに来たんだよ!」
「まあ!?」
『何ですって……!』
「動くな!さもなくばこいつが死ぬことになるぞ」
お婆ちゃんが人質になっていました
『お婆ちゃん!?』
「動くなよ……」
「赤ずきん!私の事は良いから銃を……早く!」
『で、でも!?』
「良いから!」
赤ずきんは素早く銃を取った
その瞬間、お婆ちゃんが頭を打ち抜かれてしまいました
『お婆ちゃん!』
「お前が悪いんだぞ……動くから」
『お婆ちゃんの敵……!』
赤ずきんちゃんは銃を構えて打ちましたが
その瞬間、赤ずきんちゃんは倒れてしまいました
なんと、狼が先に撃って居たのです
『お母さん……ごめんなさい……私……お婆ちゃんの事守れなかっ……た』
赤ずきんは静かに息を引き取った
その後、狼に肉にされたのを言うまでもない
その、後々猟師が来て
狼を撃ったが既に遅かった
この事は村中の全ての新聞に載ったらしい
[二人目END]