第7章 7人目
赤ずきんはドアを叩きました
しかし、お婆ちゃんの返事がありません
そして、ドアは開いていました
『おかしいわね……いつもは鍵をかけるのに』
赤ずきんは疑問になりながらも
お婆ちゃんの家に入りました
その瞬間赤ずきんは口を抑えました
お婆ちゃんがナイフで殺されて居たからです
『お、お婆ちゃん……?』
お婆ちゃんはぴくりとも動きません
『お婆ちゃん!!お婆ちゃん!』
その後で狼が笑いました
「アヒャヒャ愉快だ!愉快だ!」
『もしかして、貴方……貴方がやったの??』
「だとしたらどうする??」
狼は笑いました
赤ずきんは逃げたそうとしました
その時に狼が手を掴みました
『嫌!やめて!離して!』
「アヒャヒャ、その怯える顔凄く唆るぜ」
『ひっ!は、離して!』
「お前には俺の子孫を作ってもらおうか」
赤ずきんをベットに倒れさせました
『い、いや……お母さん……助けて……』
「アヒャヒャ、さあ赤ずきん始めようか」
こうして赤ずきんは夜になっても朝になっても
お母さんの家に帰ることは出来ませんでした
勿論、お母さんは捜索願いを出したのですが
お婆ちゃんの家にはお婆ちゃんの死体があるだけで赤ずきんは何処にも居ませんでした
警察は娘さんがお婆ちゃんを殺したと
言いました
お母さんは泣崩れました
「アヒャヒャまだ、足りないなーそうだ、8人目を呼ぼう!そう、これを見てる君だよ?じゃあ待ってるからね??」
狼は高笑いをしながら森に消えていきました
[7人目END]