第6章 6人目
しばらく歩くと
そこには当たり1面お菓子パラダイスでした
「どう?気に入った??」
『おおお!?すげぇ!!これ全部お菓子か???』
「そうだよ!探すの大変だったんだから」
『花は飴……草はポッキーか!』
「そうだよ!美味しそうでしょ??」
『だな!!ありがとう!これらを持って行ってお婆ちゃんと一緒に食べるよ』
「うんうん、きっと喜ぶと思うよ??」
『おう!!ありがとうな!』
「どういたしまして」
そう言って赤ずきんは狼と別れました
『これをお婆ちゃんにあげて元気になってもらうぞ!』
赤ずきんはお婆ちゃんの家のドアをノックした
「どなたかしら?」
お婆ちゃんがドアを開けた
『お婆ちゃん!薬を届けに来たよ!』
「あらまぁ!赤ずきんじゃないの!よく来たねぇ……とにかく家に入りなさい?」
「うん!」
そうして赤ずきんは家に入りました
赤ずきんは椅子に座ると言いました
『お婆ちゃん!狼にお菓子のある場所を教えて貰ったんだ!』
「おやまぁーそうなの??」
『うん!そうだよ!だから、クッキーと飴を持ってきたよ!食べよう!』
「そうねぇ、食べましょうか」
お婆ちゃんはさっそく赤ずきんが持ってきた
お菓子をお皿に入れて言いました
『んじゃ!いただきまーす!』
赤ずきんとお婆ちゃんはもぐもぐと
食べ始めました
ところがそれを食べた途端
2人は喉を抑え椅子から転げ落ちました
『っ……ぐっ……喉がくるしっ……』
「ァァァ……」
それと同時に狼が高笑いで家に入ってきました
「フヒャヒャヒャ!愉快だ愉快だ!」
『お、お前が……これを……』
「そう!あのお菓子ぜーんぶ毒入りでしたぁ!」
『ち、ちくしょ……』
赤ずきんは息を引き取りました
「アハハハ!この物語はもう、終わりかな??次はどんな赤ずきんが待っているのかな??アハハハ!毎回どう潰そうか楽しみで仕方がない!」
狼は森の奥へと入って行きました
[6人目END]