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【ハイキュー】ギフト

第2章 ファーストコンタクト


(悪い人ではなさそう。背も大きくないからあんまり怖くない。
でも、兄妹とかよくわかんない……。)

凪沙は衛輔のことを考えながらトイレから出る。

鏡の前で少しほつれた髪を耳にかけて整える。

前髪を念入りに触って、額を隠す。

そして、そこに映る自分の顔を睨む。

二重の目、筋の通った小さな鼻、ふっくらとした唇……。

全てが気に入らなかった。

さっきの衛輔を思い出して、腕を回して、かるくジャンプしてみる。

少しだけ気が紛れたような気がした。
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