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第2章 ファーストコンタクト
「娘の凪沙です。高1だから衛輔君より学年で1つ下かな。」
そう言って広子は凪沙を衛輔に紹介した。仲良くしてねと広子は衛輔に微笑んだ。
夜久親子と早川親子の4人はホテルのレストランで初めて顔を合わせて食事をした。
秋にしてはずいぶん寒い11月の夜だった。
凪沙は、肌が白くて、顔も肩も手も何もかも小さくて、
世の中にはこんな人間もいるのかと衛輔は衝撃を受けた。
広子にはあまり似ていないから、
昔離婚したという元夫に似ているのかもしれないなとぼんやり思った。
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