第3章 新しい歩みと出会い
(なんか昨日すごかった…。)
あれから気がつけば一時間以上も見ていた。
中学の時とは違い、雰囲気とかプレーとか
なんか全てが違った…まぁ当たり前だとは思うけど。
そう思いながら教室へ入った。
黒子「おはようございます優里さん」
そこには黒子くんがいた。
「うわぁ!…お、おはよう」
黒子くんは本当に影薄いな〜。
そう思いながら自分の席へと座った。
「ところで黒子くん、昨日はどうだった?部活。」
黒子「はい、昨日はたくさんキントレをさせられました。」
「アハハハ〜そうなんだ^^;。(昨日見てたから知ってたけど)」
黒子「でも、とてもいい部活だと思いました。」
黒子君は私に真剣な眼差しを送った。
…確かに昨日みてて雰囲気は良かったし、とてもいい部活だと思ったよ。
私も入りたいとは思ったよ?でも…
「やっぱりまだ無理…かな?」
黒子「そう、ですか…」
黒子は少しさみしそうに言った。
ごめんね…黒子くん…
まだ私やっぱり一歩踏み出すの怖いよ。