第3章 新しい歩みと出会い
入学式も終わり
私は帰ろうとしていた。
(はぁ〜やっぱりどこの校長先生も話し長い…)
校長先生の話が約1時間も続いたことに驚いている。
…普通こんなに長いかな?
そう思いながら体育館を通過しようと思ったら
ちょうどバスケットボールの音が聞こえた。
いつ聞いてもいい音だなぁ〜。
…少しだけ見ていくか
そう思い体育館へ向かった。
「うわぁ〜…!」
私は思わず声を出してしまった。
なんかすごいな〜。
私は二階のギャラリーからバスケ部の様子を見ていた。
もちろんバスケ部の人たちに見えないように
隠れながら見ていた。
…見つかったら後でなんか大変そうだしね。
今日の朝の状況を見てみれば、私がいた時点で
強制的にマネージャーにされそうだしね。
そう思いながらバスケ部の方を見ていた。
なんかすごいな〜。なんと言うか青春だな。
高校のバスケと中学のバスケ…
こんなにも違うんだ…
私は少しここのバスケ部に興味を持った。