第7章 心の高鳴り
優里said
?『あ〜あ。だから言ったのに〜。』
?『仕方ないじゃん。こいつが悪いんだからさ。』
うぅ……いた…い。
?『ってかバスケ部にこいつなんていらない』
?『そうだよ。今思ったけどなんでこいつが女将なわけ?』
?『だよね〜納得行かないんですけど〜。』
?『こんな化け物目障り。』
嫌だ………。
もうお願い
やめてよ…。
聞きたくないよ……。
?『あれ?こいつ泣いてるよ。』
?『化け物のくせに泣くなんてありえない〜い。』
?『大丈夫だよ?も〜っと楽しいことしてあげるから♪』
やだ………怖いよ………
伊月さん……助けて…。
そして一瞬のまばゆい光で
私の悪夢はそこで終わった……。
______
「……ん。」
また昔の夢を見てしまった。
あの場面は確か……。
それよりここはどこ?
私は誰とは言わないけど…。
?「気がついた?」
「………!!!」
そこには予想もしなかった人がいた。
「………伊月さん?」