第7章 心の高鳴り
____自分の家にて____
「恋かぁ……。」
私はさっき言われたことを思い出す。
夏空『もうあんたは〜!鈍感にもほどがあるっつーの!』
『だって気になるだけだし、これが恋っていう証拠も…。』
夏空『も〜!気になるっていう時点で恋なのよ!ちなみにいつから?』
『………1ヶ月前くらいから。』
夏空ははぁ〜。と大きなため息を付いた。
夏空『ほんと優里は昔から鈍感は変わんないわね!』
この鈍感少女が!と怒られてしまった。
夏空『とりあえずそれは正真正銘の恋なのよ!もう一回自分で考えてみなさい!』
…………と言われてしまったのである。
実は私。人生の中で一度も恋をしたことがないのです。
なのでこれが恋の証拠とか言われても
ぴんとこないのだ。
だからこれが本当の恋かわからない。
中学校時代のころに
よく友達などは
[恋話]をしていたが
ほとんど適当に流してスルーしてきた。
だってよくわからないし
とにかくその話だけはついけいけなかった。
「(´ヘ`;)ウーム…どうすればいいのかな?」
……まぁーいづれ私もわかるだろう。