第7章 心の高鳴り
緑間「……………ふん。」
緑間くんは鼻を鳴らした。
緑間「…俺は別に誰が心を開けてくれたなどというのはどうでもいいのだよ。お前がなんで始めたかという本心をしっかり聞きたいのだよ。」
…私の本心。
「私はたしかにあの時バスケをやめたよ。あんなに辛すぎて、耐えてもその努力は報われなくて……。だからバスケ部に入る気は最初からなかった。でも私はいる前に決めていたことがあったんだ。『新しい人生を歩む』と。そして逃げないってこと。……だから誠凛バスケ部の皆さんと一緒に力を合わせて日本一になる。そう決めたんだ。……だから私はもう逃げない!」
弱いからこそ逃げちゃダメだ!
強くなるのだから!
緑間「お前の本心よくわかったのだよ。……俺も安心してプレーに集中出来るな。」
「保護者ですか?緑間くんは」
私達は笑いあった。久しぶりに緑間くんの笑い見れたな//
黄瀬「ちょ!俺を置き去りにしないでほしいっす!」
私達は約一匹を残してマジバを出てったのである