第6章 黄色との戦いと緑の再開
黒「優里さん。朝から機嫌悪そうですがどうしたんですか?」
「う〜ん。何でもないよ。」
今はちょうど昼休みで
珍しく黒子くんが私と一緒に食べたいと言い出したので
一緒に外の裏庭の方で食べている。
黒「そんなはずがありませんよ。それに今日はテンションがいつもより低いです。」
「私ってそんなにわかりやすいの?」
黒「はい。」
まったく〜。
黒子くんは何でもお見通しだね
「実は今日緑間くんがこっちに来るの。今日は部活がないからって……。」
黒「え……。どうしてですか?」
「私がなんでまたバスケを始めたかが疑問らしいよ。」
黒「ちゃんと説明したんですか?」
「簡単に話したよ。長話はダメかなって思って。」
黒「緑間くんは、優里さんのことを誰より心配してくれた人なんですからね?説明はしっかり言わないとダメですよ。親友なんでしょう?」
「それもそうだけど……。」
……そう。私と緑間くんは昔からの親友。
私が4歳の時に、保育園でクリスマスパーティーを開いてた時にあったのだ。
そっから小学校も一緒で、中学校も同じだった。
時が流れていくうちにどんどん仲良くなっていって、親友になっていったのである。
だからお互い考えていることがわかったりする。
………ある意味自分はなんか嫌だけど笑笑
黒「それでいつぐらいに来るんですか?」
「こっちについたら電話するって言ってた。だから私は今日早めに部活上がるね。」
黒「しっかり話してくださいね?」
「うん!」