第5章 決心…そして驚き
ーー五分後ーー
黄瀬「どうもっす。」
黄瀬くんは華麗に体育館のステージから降りた。
ここでも決めるのね。
日向「つか何でここに黄瀬亮太がいるんだよ。」
黄瀬「いやー次の相手誠凛って聞いて、黒子っちが入ったの思い出したん
で、挨拶に 来たんスよ。中学のとき1番仲良かったしね!」
そう言って黒子くんに噴きかけるけれど…
黒子「普通でしたけど。」
黄瀬「ひど!(T_T)」
黒子くんはあっさり言った。…ほんとかわらないよね。
そう思っていたらいきなり黄瀬くんが大声を上げた 。
黄瀬「あー!!優里っちじゃないっすか!
なんでここにいるの?!」
会いたかったっス!と言いながら私に抱きついた。
もちろん黒子くん以外はみんな驚いていた。
「ちょっと黄瀬くん…苦しいよ。」
黄瀬「あ!ごめん!でも会えたのが嬉しくてさ。
…元気にしてたっすか?」
黄瀬くんは少し悲しそうに言った。
「…うん。大丈夫だよ。誠凛さんのおかげでね。」
黄瀬「へぇ〜。」
少し興味ありげにいった。
相田「えっ優里ちゃんって黄瀬亮太と知り合いなの?」
リコさんは不思議そうに言う。
黄瀬「あれ?優里っち、まだ言ってなかったんすか?
…まぁオレが説明すると、優里っちは俺達奇跡の世代と
同じ中学に通っていた友達で、それに伴い、
帝光中学女子バスケの元キャプテンだった人っス。」