第5章 決心…そして驚き

ー部活ー


今ちょうどミニゲームをしている最中である。


今度は先輩と後輩のごちゃまぜチームである。



そしてちょうど火神くんにボールが渡った。


伊月「行かせないね。」



火神くんの前に伊月さんがいる。


ー頑張ってください。




でもあっという間に抜かれ、火神くんは

バックターンからのダンクを放った。



（…うん、キレのいい動き。早さは十分。えっと確か火神くんって

本場（アメリカ）自己身だったよね。それだけの実力はありってことか。）


相田「なーに考え込んでるの？」



「うわぁ…！」



相田「あーごめんごめん！そんなに驚くとは思ってなくて。」



リコさんは申し訳なく言った。


「いえ…私がボーッとしてただけなので。気にしなくて大丈夫です。」



相田「それだったらいいんだけどね。
　　　あ！あと練習試合の相手決まったの！
　　　…相手は海常高校。」


「そこって毎年インターハイに出ている強豪校ですよね？
　よくそんな強いところと組めましたね。」



相田「まぁー女の力ってやつよ☆！」


リコさん…一体なんの手を使ったんですか^^;



日向「おいおいマジかよ！」



ゲーム中だった先輩たちもビックリしてそっちへ傾けた。



相田「相手にとって不足なし！一年生もガンガン使っていくわよ！」



日向「不足どころか格上じゃねーか。」




…皆さん頑張ってください。
　



相田「ところで…優里ちゃんに聞きたいことあるんだけど…。」
　　　



「あっはい。なんでしょうか？」




相田「優里ちゃんってバスケ経験ありなの？」



…やっぱそこいつか聞くと思っていましたよ。

まぁ聞かれたからには答えなければ。



「まぁ、えーっと実は。」


言おうとしたらなぜか女の子たちのギャラリーができていたため、


みんなそちらに目を向けてしまった。






？「あー…こんなつもりはなかったんですけど…
　　五分待っててもらえないですか？」



その人を見てみんなは唖然としていた。









何でここに黄瀬くんがいるわけ？