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~囚われの姫君~【中世☆黒子のバスケ】
第6章 【第五章】新しい仲間
「あーー……」
火神は、戦士の控え室でタオルを頭から被りため息をついていた。
『折角、つぇー奴に会えると思って参加したのに、こんなもんなのか…。』
火神が旅をする目的、それは強い奴と手合わせして、更なる高みを目指すため。
しかし、実際はそうそう火神に敵う戦士はいなかった。
「貴方は強いんですね。」
「え?」
火神は声が聴こえた気がして、顔を上げるが声の主を見つけられない。
キョロキョロと辺りを見ると、水色の髪と瞳を持った男子が立っていた。
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