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~囚われの姫君~【中世☆黒子のバスケ】

第6章 【第五章】新しい仲間


「この試合は、紅白戦ですっ!
赤と白に分かれた参加グラディエーターが、相手を戦闘不能にするまで戦います!!
しかぁーし、相手を殺してはいけません。過度の攻撃を与えた者は失格とし、誠凜騎士団に拘束されます。
残った人数で勝敗を決めますよーー。」


右と左の入場口から、赤のハチマキを巻いた軍団と、白のハチマキを巻いた軍団が、競技場に入場してきた。
皆、甲冑や剣をもち、猛々しい雰囲気につつまれている。


「さぁ、開戦ですっ!」


司会の合図で、地響きのような角笛が鳴らされた。


「「「オォォォーーーーーーっ!!」」」


戦士達と観客の雄叫びが、会場を最大に包み大会が始まった。


「うっわー、始まっちゃった?!」


受付に居たリコは走って誠凜騎士団の席についた。


「大丈夫!!始まったばっかり!」

「…」

「って、水戸部も言ってる!」

「コーフンして鼻血ふく、ギャーフン。きた、これ。」

「こらこら」

「おい、黙って見てろっ」


会場最前列では、小金井、水戸部、伊月、土田、日向が試合を見守っていた。





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