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萌え萌え短編集

第2章 ハイキュー‼


☆日向翔陽☆
☆公園デート☆

「良い天気だねぇー」
「ほんと、デート日和だよー」
二人でほのぼのと公園を歩いてると、泣きそうな顔でキョロキョロしてる女の子がいた
「あの子、どうしたんだろ?
ちょっと、声かけ来るね!」
「あ、さなえ!俺もいくよ!」

二人で女の子のほうに走っていく

「こんにちは、何か探してるのかな??」
「ぅ…ぐすっ…こ、こんにちは…」
目をうるうるさせてこっちを向く女の子
「あのね…まゆのお人形さんがね、なくなっちゃったの…」
「お人形さん?」
「お揃いのお洋服きてるの…」
「そっか!じゃあ、お姉さんも一緒に探してあげる!」
「お、俺も!一緒に探すよ!」
「ほんと?」

まゆちゃんと手を繋いで
詳しく話を聞いた

朝、散歩に来たまゆちゃんがこの公園で遊んでたけど
お昼を食べに家に戻ったとき人形を忘れてることに気づいて、食べ終わって探しに戻ったらどこにもなかったらしい

「そっか…まゆちゃんはそのお人形さんとどこにいったか覚えてる?」
「あのね!ブランコにいった!」
「ブランコか!じゃあ、そこにいってみようね!」
「うん!」

でも、ブランコのそばに人形はなかった
がっかりするまゆちゃん
どうにかしてあげたいけど他を探しても見つか気がしない…

「ねぇ、さなえ
交番とかに届けられてないかな?
俺、ちょっと確認してみるね」
そう言うと翔陽は走っていってしまった
「まだ、諦めちゃダメだよね!
まゆちゃん、他はどこにいったのかな?」
「えっと…砂場」
「じゃあ、そこにもいってみようね」
「うん…」

段々げんきがなくなってくるまゆちゃん

(な、なんとか元気にしなきゃ!)

鞄をごそごそ漁ると、飴が出てきた

「まゆちゃん、イチゴ飴食べる?」
「まゆ!イチゴ大好き!!」
「よかった、ハイ、どーぞ」
「お姉ちゃん!ありがと!!」
「どーいたしまして♪」
そうこうしてるうちに砂場に到着
やっぱりそこにも人形はなかった
二人で落ち込んでると
「さなえー!まゆちゃん!人形見つかったよ!!」

そう言って走ってくる翔陽
その手にはまゆちゃんと同じ色の服を着た人形が握られていた
「まゆのお人形!!」
「はい、どーぞ」
「お兄ちゃんもありがと!!」
「見つかってよかったね」

デートはできなかったけど可愛い天使に会うことができました♪
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